gridを使って、PCとSPでコンテンツの表示順を変える例

こんにちは!のせっち@nosecchi01です。

恥ずかしながらコンテンツのレイアウト組みはflexbox一辺倒でやってきました。
しかし、gridを使うとflexboxではできないレイアウトを組むことができると知りました。

特に、PC/SPでコンテンツ順が入れ替わっているレイアウトに有効です。

flexboxだと2回htmlを書かないといけないレイアウト

今回は例題として、下記のようなレイアウトを考えてみます。

flexboxだとhtmlを2回書かないと組めないレイアウトです。
(1と3を一つにしたコンテンツを書いておいて、PC、SPで表示非表示しないといけないですね。)

flexboxしか知らなかった頃の僕は、デザイナーさんを恨むばかりでしたが、自分の技術不足だったことに気がつきました。

gridを使えばこう組める

See the Pen Untitled by Yuki Nose (@yukinouz1) on CodePen.

上記のcodepenではメディアクエリを書いているので、スマホでの閲覧の場合や、PCでの閲覧の場合でもコードを表示している状態では縦並びになります。

PCでResultのみ表示がオススメです。(デフォルトの状態)

<div class="grid">
  <div class="grid__item item01">1</div>
  <div class="grid__item item02">2</div>
  <div class="grid__item item03">3</div>
</div>

HTMLはflexboxと同じ感覚で、親・子構造として、親にdisplay: gridとしてあげればOKですね。

// gridに関わる部分のみ抜粋

.grid {
  display: grid;
  column-gap: 30px;
}

.grid__item {
  height: 200px;
  width: 100%;
}

.item02 {
   @media only screen and (min-width: 768px) {
    height: 100%;
    grid-column-end: 3;
    grid-column-start: 2;
    grid-row-end: 3;
    grid-row-start: 1;
  }
}

cssはgridに関わる部分のみを抜粋しました。

ポイントは.item02に書いた部分です。具体的には下記です。

// 更に抜粋
.item02 {
  grid-column-end: 3;
  grid-column-start: 2;
  grid-row-end: 3;
  grid-row-start: 1;
  }
}

gridは「縦横2軸で」「何をどこに配置するかを決めることができる」ということを覚えておいてください。

grid-columngrid-rowで縦横の配置を決めています。

図のように考えて、始点(start)、終点(end)でどのくらい領域を確保するのか?と考えるとわかりやすいです。

特にflexboxでは2(青)の要素を縦方向にぶち抜くことができないので、こうしたレイアウトにgridは重宝します。→( gird-row-start: 1grid-row-end: 3で縦方向を全領域確保しています。)

この記事を書いた人

のせっち

福岡県出身。早稲田大学卒。創業100年の鉄鋼商社でバンコク駐在最年少抜擢。毎日擦り切れるまで働かなくても幸せに生きている人々を見てフリーランスになりました。
- WordPressが得意!
- 初心者向けGulp教材は購入者100部以上!