こんにちは!フリーランスエンジニアのせっち@nosecchi01です。
バンコク在住歴5年になりました。普段はバンコクに住んでいますが、最近東京に1ヶ月程滞在しました。
結論から言うと、フリーランスになって東京の見え方が劇的に変わりました。
サラリーマン時代、東京が嫌すぎて二度と住みたくない、とバンコクに逃亡した僕がです。
見え方が変わった最大の理由は、サラリーマンと活動時間をズラす事により通勤ストレスがなくなるからです。
東京が嫌いすぎて、ノマドになり東京に帰って来て見方が大きく変わりました。
朝の通勤と意味不明な飲み会がなくなるだけでこんなにも世界が違って見えるものですね。バンコクにいる方が圧倒的に幸せだけど、新しい情報や刺激の多い東京は定期的に来て空気を吸っといた方がいい。
— せっち@バンコク永住系フリーランス (@yukinouz1) 2019年3月3日
他にも、フリーランスにとって東京はとても活動しやすい場所だったので順番に解説します。
- フリーランスとして活動拠点に悩んでいる人
- サラリーマン時代の東京が地獄すぎて二度と住みたくないと思っている人
- 東京のノマド事情が気になる人
の参考になれば幸いです。
通勤電車と駅の軍隊歩きが消えるだけで東京がストレスフリーに
当然ながらフリーランスには「通勤」が存在しないため、わざわざ混む時間帯に移動する必要がありません。
満員電車に乗らなくていい
東京のサラリーマンはぎゅうぎゅう詰めの電車に、片道1時間以上かけている事はザラで、多少慣れる事はあっても幸せを感じる人はいないはずです。
朝9時以降に乗る電車は、人が少なくとても快適でした。
駅から会社へ向かうサラリーマンの行進がない
僕はサラリーマン時代品川勤務だったのですが、朝の品川港南口はいわば軍隊の行進でした。
全員が同じ方向へ向かって歩いて行きます。社会の歯車感がして僕はとても嫌でした。
通勤時間を外せばこういうシチュエーションにも出会いません。
フリーランスが活動しやすい環境が整っている
東京は仕事・勉強・イベントなど多方面でフリーランスが活動しやすい環境が整っていました。
仕事:無料コワーキングスペースの存在【期間限定】
期間限定ではありますが、無料で使えるコワーキングスペースが複数ありました。
こうした場所が増えているという事はフリーランス人口が増え、今後もフリーランスにとって働きやすい環境が整っていくと考えられます。
下記が無料コワーキングスペースの一例です。
①LODGE (Yahoo LODGE)
場所:永田町
時間:(毎日)9:00 – 21:00
利用方法:受付にて必要項目を記入する
無料期間:未定
個人的なオススメポイント:トイレが綺麗、電話OK、毎日営業
マイナスポイント:特にないですがイベント開催時はスペースが減る事も
HP:https://lodge.yahoo.co.jp/
Yahoo Lodgeに 来ました。
・めちゃスペース広い
・WiFi・電源あり
・カフェスペースあり
・電話できるちょっとしたブースあり
・無料キャンペーン中最強すぎです。https://t.co/3QInZKP9k4 pic.twitter.com/ZtdSSQvzCR
— 設置@バンコク永住系フリーランス (@yukinouz1) 2019年2月28日
②ツクル・ワーク
場所:新宿
時間:(平日)8:00 – 22:00
(土曜)10:00 – 20:00
(日祝)休み
利用方法:初回に登録でメンバーカード発行
無料期間:2019年3月末(現在は有料)
個人的なオススメポイント:静かで集中できる環境、22時まで
マイナスポイント:電話しにくい雰囲気
HP:https://tsukuru.kinkos.co.jp/
コワーキングスペース「ツクル・ワーク」に来ています。
まだ認知度が低いのかyahoo lodgeよりも人が少ないです。静かな環境で作業に没頭したい人にオススメ。・3末まで無料
・Rizin飲み放題、コーヒーも飲み放題
・新宿駅至近の神アクセス
・22時まで(yahoo lodgeは21時まで)
× 電話は外 pic.twitter.com/zxVpVUT2eg— 設置@バンコク永住系フリーランス (@yukinouz1) 2019年3月11日
③AWS Loft Tokyo(Amazon Loft)
場所:目黒
時間:(平日)10:00 – 18:00
(土日祝)休み
利用方法:AWSを事前登録
無料期間:AWSアカウントを持っていれば無料
https://aws.amazon.com/jp/start-ups/loft/tokyo/</
クローズ時間が早かったため、Amazon Loftはだけは行かずじまいでした。
勉強:もくもく会の開催地は圧倒的に東京
もくもく会とは、エンジニア同士が集まって、もくもくと作業する会の事です。
- 他のエンジニアと繋がったり情報交換がしたい
- 一人で作業するとどうしてもだらけてしまう
- 同じテーマ同士で集まっている会は、気軽に質問できる。
エンジニアにとってありがたい会ですが、東京に集中しており、地方に行くほど探しにくいです。
Tech Playを例として各地方のもくもく会開催数を見てみると
2019/3/25の検索結果
・東京:69件
・大阪:14件
・愛知:16件
・北海道:2件
・福岡:3件
圧倒的に東京が多いことがわかります。
北海道や福岡ではなかなかのムリゲーですね・・・もちろんサロン経由や小規模な仲間内での開催はあるとは思いますが。
僕は滞在中、フロントもくもく会、とwordpressもくもく会に参加しました。
フロントもくもく会は、8人程度の静かな雰囲気で作業に没頭!
wordpressもくもく会は、大勢でがやがや、質問もできとても有意義でした。
フロントもくもく会
https://html5ebisu.connpass.com/
wordpressもくもく会
https://www.facebook.com/groups/120658571770803/
wordpressもくもく会の様子
参加時、wordpressに関してどうしても自己解決できない問題があったのですが、スタッフさんが丁寧に教えてくださり無事解決できました。
こういう場はとても貴重です。
もくもく会で偶然出会った制作会社さんとそのまま外注契約
僕が参加したwordpressもくもく会では、名刺交換タイムがあり、自由に交流できる時間がありました。(結構そういう会はあると思います。)
そこで、制作会社の方にお会いし、ちょうどフロントエンドエンジニアを探しているという話になり、その場で話が纏まりました。
翌日すぐにフォローアップメールを送り、業務委託契約を結ぶ事ができました!
作業しに行ったつもりが、営業までできてしまうってすごくないですか?
こういうラッキーな話ばかりではないと思いますが、東京はチャンスが無限にあると感じました。
その他:イベント関係も圧倒的に東京で開催されている
直近で開催されたものの一例を挙げると下記のようなものです。
①Web制作パートナー説明会@LIGオフィス
https://liginc.co.jp/454889
LIGさんが開催しているフリーランス契約の説明会です。
LIGさんは上野にあるため、東京にいないとなかなか参加は難しいと思います。
②ショーヘーさん@showheyohtaki開催のデイトラもくもく会
ショーヘーさん主催のもくもく会参加してます!
憧れのはにわまんさん @haniwa008 に会えてテンションめちゃ上がりました!握手しました🤣 https://t.co/QPrHsd497Q— 設置@バンコク永住系フリーランス (@yukinouz1) 2019年3月16日
③ちづみさん@098ra0209開催の0から始めるXD講座
✅0から始めるXD講座
3月26日に都内でイベントやります!爆速かつわかりやすく楽しく教えるXD超入門講座です!
簡単なwebサイトを作るのをゴールにワークショップを行ないます!XDを始めたいけど何から学べばいいかわからない方、ぜひ一緒に楽しみながらトライしましょう!😊https://t.co/yb1KxSWYGc pic.twitter.com/wKyYgP7scW— ちづみ (@098ra0209) 2019年3月10日
東京ノマド1ヶ月間の生活費
内訳は1ヶ月で以下のような感じでした。
宿泊代を除きざっくり12万円くらいでした。
食費:60,000円
・朝:300円
・昼:800円
・夜:800〜1,000円
交通費:20,000円
移動は全て電車になるため、活発に動く程ここはかさんできます。
僕の場合、宿泊先にまさかのWiFiがなかったため、毎日コワーキングに行っていました。
交際費・その他:40,000円
・内20,000円くらいはユニクロでまとめ買いした分です。
・後はカフェ代(作業用)と飲み代です。
フリーランス仲間と、元同僚と、大学の同期と・・・東京には会いたい人がたくさんいました。
宿泊代:0円
友人宅に居候したので宿泊代はゼロでした。あまり参考にならないかもしれませんが、知り合いがいるなら泊めてもらうのはコストを下げる意味でありです。
東京に1ヶ月もいれたのはここを節約できたのが大きいです。
(泊めてもらう代わりに自主的にかなり掃除しました。)
とはいえ、OYOなど気軽に格安で住める手段は今後増えていきそうです。
OYO LIFEの公式サイトはコチラ
まとめ:住み続けるのは辛いけど、たまには東京の空気を吸いに来るべき
・混む時間を意図的に避ける事ができるフリーランスは、東京でストレスなく移動できる。
・東京は仕事、勉強、イベントあらゆる面において充実している。
・生活するにはやはり高い。
定住しなくても、定期的に東京に来て刺激をもらうべきと思いました!