ソンクラーンを徹底的に避ける方法【タイ在住5年が解説する】

こんにちはせっち@yukinouz1です。
駐在員から含めてバンコク在住5年となりました。

4月13-15日は毎年ソンクラーンという水かけ祭りが始まります。

僕はタイが大好きで移住したのですが、ソンクラーンはずっと苦手です。
そんな僕がソンクラーンの避け方を徹底解説します。

  • まず、ソンクラーンを知らない人のためにソンクランについて解説し、避け方は後半から解説しています。
  • 避け方のみ知りたい人はもくじからジャンプしてください。
  • ソンクラーンを批判する意図はありません。

ソンクラーンとは

簡単に解説します。
ソンクラーンはただの水かけ祭りではなく、タイ人にとって、とても大切な祝日です。

タイの旧正月にあたる

もともとは仏壇に対するお清め、家長や年長者に対して敬意を払う意味で、水をかけるというところが起源です。

タイは文化として水をとても大切にしており、結婚式では新郎新婦の手に参列者が水をかけるという定番の儀式があります。
手を清めて、2人の門出を祝うわけです。

僕も、タイ人従業員の結婚式に参列した経験があり、この水かけの儀式も行いました。

水に対する感謝のお祭り

つまり、水をかけられてもそれは「無礼講」怒ってはいけません・・・。

先ほど書いた通り、元は仏像や手にかける程度だったものが、今では過激になり水を掛け合うお祭りに変化しています。

携帯やガイドブックを持っていても関係なしに水かけしてきます。

海外では全て自己責任です。予備知識をしっかりもって、電子機器や貴重品はしっかり防水対策をしましょう!

ソンクラーンの開催時期は?

毎年4月13-15日です。

タイ人が一斉に帰省します

企業によってはこのタイミングに合わせてお休みをまとめ最大1週間程度のお休みにしてしまうこともあります。

長期休暇になるため、タイ人は一斉に親元へ帰省します。
海外旅行へ行く人もいます。

日本へのビザが緩和されたため、日本へも多くのタイ人が訪れます。

高速道路が無料になる

全ての区間ではないものの、高速道路がタダになります。

当然大渋滞になります。
僕の駐在中、タイ人従業員がバスで15時間かけて田舎へ帰った、しかも立ったまま!という話を何度も耳にしました・・・。

交通事故が多発する

ソンクラーン期間中は交通事故が多発します。

その内訳のほとんどが飲酒運転(40.3%)とスピード超過(26.5%)です。
タイは10万人あたりの交通事故死亡者数36.2人で世界2位となっています。

2018年4月11日〜17日の間に交通事故3733件、死亡者が418人出ています。

出展:日本貿易機構(ジェトロ)ビジネス探信

その他のランキングはWHOのホームページ(英語)から確認可能です。

日本人も一斉に帰省する

長期休みとなるため、日本人駐在員・現地採用を問わず、このタイミングで日本に帰る人が多いです。

しかし、日本に帰っても家族や、友人との休みが合わず、折角帰ってもやることがないという人も多いですね。

水かけはどこで行われているか?

基本的には町中全てです。
大通りはもちろんのこと、小道でも、お店や自宅前で待ち構えている人たちから容赦ない攻撃があります。

水かけ激戦区・カオサンロード

バックパッカーの聖地と言われるこの場所、ソンクラーン期間中は水かけ激戦区となります。
通りを埋め尽くす人々が、縦横無尽に水を掛け合います。

僕は嫌いなので行ったことはありません・・・。

ソンクラーン中はあらゆる「武器」が登場

ソンクラーン中の水かけは想像以上に激しいです。
とにかく種類が豊富です。

ソンクラーンの主要武器一覧

  • 水圧式・・・シュコシュコして水の勢いをあげる水鉄砲です。
  • ところてん式・・・ところてんのように押し出して水を出すものです。一撃のみですが、勢いが強く一瞬でビショビショになります。
  • バケツ・・・道に大きなバケツを出してくるツワモノもいます。近くを通ると頭の上から直接かけられます。
  • ・・・バケツを使う人たちが中に氷を入れている事があります。
  • 白粉(おしろい)・・・清涼成分の入ったベビーパウダーなどを水に濡らし、顔に塗られます。
  • ピックアップトラック・・・荷台にバケツを乗せて街へ繰り出し、戦闘を繰り広げるツワモノ達もいます。

どうでしょうか?楽しそう!と思った人は、カオサンロードへ行きましょう。
僕は絶対イヤ派なので、こういう場は極力さけてきました。

装備を揃えたい人はスーパーマーケットへ

タイの巨大スーパーマーケット(ハイパーマーケットとも言われる)に行けばたくさんの水鉄砲を購入することができます。

格好はアロハが定番です。

タイの代表的な量販店

  • テスコロータス
  • BigC
  • ロビンソン

ソンクラーンの避け方

かなり紙幅を割いて解説してきましたが、それでも実際に目の当たりにすると、その激しさは想像を超えると思います。。。

それでは、ソンクラーンを避ける方法を解説していきます。

タイ国外へ逃亡する

最も確実な方法です。
大げさと思われるかもしれませんが、タイから近隣諸国へは割と格安で行く事ができます。

・ビエンチャン(ラオス):9,000円〜10,000円程度
・シェムリアップ(カンボジア):5,000円〜7,000円程度
・ホーチミン(ベトナム):10,000円程度
・シンガポール:12,000円程度
(2019年4月8日時点、skyscanner調べ)

日本の国内旅行並みか、それ以下で行くことができるので、十分選択肢に入ります。

実は、こうした近隣諸国へは日本から直接行くよりもバンコクを経由した方が安くなるケースもあるのです。

徹底的に引きこもる

ほんの少し、数100メートル先のコンビニに行くだけでも水かけの恐怖と隣り合わせです。

外は危険がいっぱいです。

なるべく外に出なくて済むよう、食料を買い込みましょう。

フードパンダを利用する

フードパンダ(foodpanda)という配達アプリがあります。

アプリ内で登録されたレストランのメニューを選びバイクで滞在先まで運んでもらえるサービスです。

Uber Eatsのようなものと言えばわかりやすいかもしれません。

これを使えば飢える事なく(?)引きこもる事が可能です。

どうしても外に出ないといけないときは

どんなに準備を万全にしてもどうしても外に出なければいけない時があります。

外出するときは万全の対策を整えましょう。

夕方以降に出かける

夕方(18時〜19時)には水かけは終了するので、日が落ちてから出かけるようにしましょう。
※水かけの正確な終了時間はないため、あくまで目安です。

水をかける人がいなくなるので対策として最も効果が高いと言えます。

防水用の袋を購入しておく

多少は濡れる事を覚悟して、貴重品だけは守りましょう。
タイではソンクラーンが近づくと、ビニール製の袋が売られはじめます。
量販店や露店などで購入する事ができます。

写真のような感じです。

大きさとしては、携帯と紙幣を入れておける程度で、首から下げておくことができます。

タクシーを利用する【バイクタクシーは絶対NG】

どうしてもあの道を通らないといけない。でもあそこを通ったらやられる!というときはタクシーに乗ってしまいましょう。

タイは初乗り35バーツ(約110円)と格安なので気軽に乗ってOKです。

ただし、バイクタクシーは絶対にやめましょう。
水かけ衆はバイクに対しても容赦なく水をかけてくるため、転倒のリスクがあり非常に危険です。

タクシーを呼ぶ際は、Grabを使うと便利です。アプリ内の地図で目的地をセットすれば、滞在先まで迎えに来てくれ、言葉を介する必要もありません。

水をかけないでくださいTシャツを着用する

バンコクで「ウッドボール」というカラオケ・ダーツバーをやっているとっぴーさん@woodball が作っているTシャツです。

タイ語・英語で、

「水をかけないでください!」

と書いてあります。

効果があるかはわかりませんが・・・

僕は水をかけてほしくない人にもやさしいソンクラーンになってほしいと心から願っており、こういう動きは是非広がってほしいです。

まとめ

・ソンクラーンはタイの旧正月で、タイ人にとって一年で最も大切な祝日
・水かけ祭りとして発展し、毎年激しい水かけが町中で繰り広げられる
・水かけが嫌いな人は国外へ逃亡したり、家に引きこもりひたすらに耐える。
・どうしても外に出る際には対策を万全に!

この記事を書いた人

のせっち

福岡県出身。早稲田大学卒。創業100年の鉄鋼商社でバンコク駐在最年少抜擢。毎日擦り切れるまで働かなくても幸せに生きている人々を見てフリーランスになりました。
現在は、主にバンコクでWeb制作、物販を中心に生きています。