こんにちはフリーランスエンジニアのせっち@nosecchi01です。
みなさんは16 personalities(MBTIテスト)をご存知でしょうか?
フリーランスで活動していくにあたり、自分のパーソナリティを知る事はとても重要です。
フリーランスになっても人間関係の全てから解放されるわけではありません。
自分を知る事はもちろん、世の中には自分とは価値観の違う人がいる、という事を
言語化してくれる、とても優秀なツールがあるので紹介します!
16 personalities(MBTIテスト)とは?
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、ユングの心理学的類型論(Psychological Types)をもとに、1962年に米国のブリッグス(Briggs,K)とマイヤーズ[1](Myers,I)によって研究開発された、人と人との違いを知ってお互いに尊重しあうことを目的に作られた、類型論に基づいた、自己理解メソッドである。
MBTIは、受検者の性格を測定したり、診断したり、評価したりするいわゆるアセスメントツール(診断ツール)ではない。その大きな特徴は、検査結果をもとに、受検者本人が有資格者のフィードバックを受けながら自己理解を深めていくプロセスを重視する。受検者本人に焦点をあて、フィードバックのプロセスを経ることで、意識化をはかり、自己肯定感を増すことができる。他者との違いは「特性」の違いではなく「質」の違いであることを理解することで、他者を肯定的にとらえることができるようになる。
(wikipediaより引用)
・ただの性格診断テストとは異なります。
・目的は、診断結果を元に自己理解を深めることです。
下記のサイトからテストを受けることができます。
テストを受けるにあたり以下の点を頭にいれてください。
- 12分以内に答えること
- 答えに迷っても正直に答える(直感で)
- できるだけ、中立=どちらでもないは避ける
・結果に出てくる「建築家」、「論理学者」、「外交官」等の情報やその下の文章を読むだけで満足しないでください。
・結果ページで出てくる、4桁のアルファベットが最も重要です。
上記(僕の例)ではISFPです。
あなたはどのタイプだったでしょうか?
【権威性】あらゆる分野で実際に使われています
①マッキンゼーで実際に使われています。
・マッキンゼーはプロジェクト毎にチームが結成され、短期でチームメンバーが入れ替わる。
・最速でチームとして機能させるために、お互いのパーソナリティを知っておく事が重要と知っている。
②最近リリースされたケースケさん@Keisukexlife のフリーランス戦闘力診断に応用されています。
テスト結果は良し悪しではない
一番のポイントです。
診断結果は良し悪しではなく、個性の幅です。
テスト結果を見てみよう(解説)
4桁のアルファベットの組み合わせから、それぞれのパーソナリティを見ていきます。
I(内向型) か E(外向型)か
I型:物事を考えるときに一人で考えたい人
E型:物事を考えるときに人と話したい人
例)
E型:人と話す事で考えがまとまるので、みんなで集まって話をしたい。人と会うと元気をもらえる。
I型:まず自分で考える時間がほしいので、1人にしてほしい。人と会うとめちゃくちゃ疲れる。
ここで質問です。週末はどう過ごしますか?
①誰とも会いたくない派です。ひたすら篭ってゲームしたり、映画を見ます。
②外に出たい派です。友達と会ってみんなでワイワイしたいです。
少し極端な例ですが、
①により近い人はI型、②により共感できる人はE型です。
S(ボトムアップ)か N(トップダウン)か
S型:物事の考え方が具体的→抽象的
N型:物事の考え方が抽象的→具体的
例)
S型:コワーキングやりたい!(具体的)→ではどうすれば集まってもらえるか?(概念的へ)
N型:みんなが楽しいと思える場所を作りたい(概念的)→コワーキングがいいか?シェアハウスがいいか?チームがいいか?(具体的へ)
最終的なゴールは同じかもしれませんが、物事を考える出発点が違います。
F(感情思考)か T(論理思考)か
F型:同調的。正しさよりも協調性重視。
T型:論理的。 人がどう思うかよりも何が正しいか。筋が通っているか重視。
例)
F型:会議の中で自分は違うと思っても、場の空気を考えて発言しないでおこう。
T型:空気とかよりも、最適な方向へ持っていきたい。
あくまで一般論ですが、女性はF型が多く、男性はT型が多いと言われています。
ありがちなのは、女性からの悩み相談に対して、男性がガチで解決策を答えてしまうこと。女性は解決策は求めておらず、話を聞いて、共感してほしいだけだったりしますよね。
J(計画性) か P(柔軟性)か
J型:計画からズレると戻したいと考える
P型:その時々で最適解は違うと考える
例)
旅先で雨が降った時
J型:雨用のアクティビティも事前に考えておいた
P型:濡れるのやだし、寒いから部屋で映画でも見よう
これもあくまで一般論ですが、血液型のA型、B型論争のようなイメージです。
ここで質問です。旅の準備はどの程度しますか?
①ホテル近くのおいしいレストランを事前に調べた上で予約までしておきます。到着時間が遅れた事も想定し、ホテルで食べられるかも調べます。
②航空券を取って終わりです。宿は現地についてから取ります。
①に近い人はJ型、②に共感する人はP型です。
目的:自分を知り、他人を知る【重要なこと】
つい人は、「自分が正しい」と考えてしまいがちです。
自分と反対のパーソナリティの人に対し、間違っている、時にそんな考えは不幸だと、思ってしまう事があります。
繰り返しですが、それは相手が間違っているのではなく、個性の幅だと考えましょう。
みんな社長になる必要はないです。
極端な話ですが、全員が社長になる必要もありません。
No. 1 じゃなく No. 2の 方が向いてる人もいます。
リーダーだけでは孤立するだけで、リーダーをサポートする人は必ず必要です。
結果は将来変わる事があります
自分がチームを持ったら、内向的な人が外交的になったり、ボトムダウン思考の人がトップダウンになったりします。
経理チームにいたときは圧倒的にJ型だった人が、
クリエイティブチームに移ったらP型に変わるという事は十分ありえます。
半年〜1年後にもう一度受けると結果が変わっているかもしれません。
まとめ
・16 personalities(MBTIテスト)により、自分のパーソナリティを知る事ができる。
・結果は良し悪しではなく、個性の幅である。
・チームでシェアする事でお互いの個性を活かし合ったり、補いあったりすることができる。
・パーソナリティーは自分が置かれる立場や状況によって変化しうる。